つかさの自由帳

140文字では伝えきれないこと:自由について本気出して考えてみた


はじめて仮想通貨(暗号通貨)を学ぶ人にオススメな本~ブロックチェーンの未来を信じるために本を読もう!

何事もそうですが、不安というのは無理解からきます。ビットコインをはじめとする仮想通貨を得体の知れぬものとして本能的に怖いと思う気持ちは分かるのですが、知識を深めることでその不安の大部分は解消できるはずです。というわけで僕が読んだ仮想通貨関連の本の中でオススメだと思った本をいくつか紹介したいと思います。

1.はじめに読む本

こちらはいまや日本の仮想通貨界をけん引するオピニオンリーダーとなった大石哲之さんの著書です。非常に分かりやすくビットコインの技術的な部分の説明がなされており、初心者にも読みやすい内容となっています。仮想通貨関連のネットニュースを読むとすぐに見慣れない単語が出てくるため瞬間的に理解を諦めてしまってはいないでしょうか?例えば下記のような単語です。

ハッシュ関数、ハッシュパワー、公開鍵暗号、ブロックチェーン、PoW(プルーフオブワーク)、採掘(マイニング)、ナンス

この本を読めばネットニュースに怯まないぐらいには仮想通貨関連の知識を得ることができるようになります。少なくとも下の記事みたいなのを書いてしまう東京新聞の記者よりはビットコインについて詳しくなれるでしょう。読み終わったらどこがおかしいか一度考えてみてください。

www.tokyo-np.co.jp

 

1時間でわかるビットコイン入門 ?1円から送る・使う・投資する? (NextPublishing)

1時間でわかるビットコイン入門 ?1円から送る・使う・投資する? (NextPublishing)

 

 「は?ビットコインとかなんなん?仮想通貨とかまじ意味わかんねーし俺、ウェーイwww」というマイルドヤンキーなあなたにお勧めしたいのが上の本、正直ググれば出てくるほどの薄すぎる内容なのですが、さらっと概念だけ理解したい人にはよろしいかと思います。KindleUnlimitedに対応してるのもグッドです。

 

ちなみに金融日記で紹介されていた下記の入門書ですが、Amazonの評価があまりにも胡散臭いかつTwitterでの著者による自作自演騒動があったため僕は手を出していません。もちろん内容は素晴らしいのかもしれませんが…。 

ブロックチェーン入門 (ベスト新書)

ブロックチェーン入門 (ベスト新書)

 

こういうことをしちゃう人みたいです。

 

2.ブロックチェーンの未来を確信するための本

ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか

ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか

 
ブロックチェーン革命--分散自律型社会の出現

ブロックチェーン革命--分散自律型社会の出現

 

こちらの二冊はブロックチェーンが社会にどのようなインパクトを与えるかについて書かれた本です。両者ともにレボリューション=革命という言葉が用いられていますが、確かにブロックチェーンがもたらす未来ほど「革命」という言葉がふさわしいものはないと思います。「既存の権力をひっくり返し、人々の手に取り戻すこと」を革命と僕たちは呼んでいますが、歴史を振り返ってみれば実際は強者から強者への権力の移転に過ぎませんでした。現在の民主主義も選挙が行われているとは言え、一度政府に権力を集めなければ機能しないという点では過去の権力者と同じです。

 

さてブロックチェーンの最大の特徴として「超強固なセキュリティ」とともに「自律分散型ネットワーク」というものがあります。「自律分散型ネットワーク」とはその名の通り中央管理者を必要としない自律型のシステムで、その中心にあるのはシステムを正しく動かすためのプログラムのみです。つまりブロックチェーンが普及すれば、今まで存在していたありとあらゆる「中心」が溶けてなくなる可能性があるのです。

 

現時点では政府(=通貨)や銀行、IT業界など、データを扱う企業がその対象としてイメージされていますが、今後はロボットやAIが発達していくことでハードを扱う企業や組織にまでブロックチェーンは切り込んでいくことでしょう。

 

もちろんビットコインや今あるアルトコインが最終的な勝者となるかどうかは分かりません。しかしこれらの本を読むと、少なくとも「仮想通貨全体に投資を行うこと」は未来の社会の形を考えるとそれなりに合理性があると思えるのです。なにせ科学技術の発展はパンドラの箱同様に不可逆なのですから。

 

.初期のビットコインを支えた人たちの物語

デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語

デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語

 

こちらはビットコインの誕生から普及までビットコインに関わった人たちの活躍が描かれた群像劇です。もちろんサトシナカモトも登場します。

 

2009年に誕生したビットコインはゆっくりゆっくりとギークや自由至上主義者であるリバタリアンたちの間で広まっていきました。初めてビットコインでピザを買う人、ドルと交換する人、至上初の取引所となるマウントゴックスの設立、そして崩壊に至るまでの流れ、物語として普通に楽しめるので小難しい話に疲れた時にお勧めしたい一冊です。個人的にはビットコインの揺籃期を支えた違法薬物売買サイト「シルクロード」の発展から崩壊までを描いた部分が中々スリリングで楽しめました。 

 

.その他

中央銀行が終わる日: ビットコインと通貨の未来 (新潮選書)

中央銀行が終わる日: ビットコインと通貨の未来 (新潮選書)

 

 ビットコインというよりは未来における金融政策の本です。各国中央銀行が金利をゼロ以下にできない「流動性の罠」に陥っている以上、中央銀行に通貨発行を独占させる正当性はないというお話です。金利を調整できないってことは、つまり金融政策が無意味ってことですからね。小難しいので集中して読む必要ありです。経済学の教科書程度の知識も必要です。てかビットコインはホントおまけです。

 

5.最後に

僕は思想的にも仮想通貨を支持していますが、投資的な意味合いでも非常に注目しています。

 

投資で利益を得るための一つのコツは情報のアービトラージ(裁定取引)ですが、一般の人々が注目していない未来の技術に思いを巡らせ、その知識を深めるということは最も簡単で効率の良い情報のアービトラージです。

 

通常、登場したばかりの技術に目をかけ投資を行うのは、目ざといベンチャーキャピタルやエンジェル投資家であり、一般の人々は中々その機会に恵まれませんが、仮想通貨の場合は、その特性ゆえに初期の段階から一般人が投資することが可能です。

 

もちろん短期的には大きな上下を繰り返しながら価格は推移していくのだと思います。暴落する時もあるでしょう。しかし仮想通貨の技術に対する信頼、未来に対する期待があれば、僕たちは暴落時にも狼狽えることなく強い力でホールドし続けられるはずです。

 

多分。

儲けたいなら科学なんじゃないの? (朝日文庫)

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